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ConoHaのコントロールパネルから独自ドメインを設定する方法

ConoHaサーバでドメイン設定の画像

 バリュードメイン[※]で取得した独自ドメインを、ConoHa[※]のコントロールパネルから設定して、独自ドメインのURLにアクセスできるようにします

Value Domainバリュー ドメイン
GMOジーエムオーデジロック株式会社が運営するドメイン取得・管理サービス。国内では珍しい海外のドメインも多く、570種類以上のドメインを取得できます。
ConoHaこのは
GMOジーエムオーインターネット株式会社が運営するホスティング(レンタルサーバー)サービス。提供するレンタルサーバーの表示速度は、GMO調べで国内No.1。

目次

ConoHa VPSでドメイン設定方法

 ConoHa VPS[※]を例に独自ドメインの設定方法を説明していきます。

ConoHa VPSこのは ブイピーエス
GMOジーエムオーインターネット株式会社が運営するVPS。豊富なテンプレートイメージと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れる。
ConoHa VPSをベースに説明しますが、ConoHa WINGでも設定方法は殆ど同じです。
ドメイン設定後、反映されるまでに暫く時間がかかります。
ドメインを設定するには、ConoHa VPSまたはConoHa WINGを契約している必要があります。

1. DNSレコード設定方法

ConoHa VPSの「ログイン」ボタンをクリックしてログインします
ConoHa VPSログインボタンの画像
ログインするとコントロールパネルに移動するので左メニューの「DNS」ボタンをクリックしてドメインリストページに移動します
ドメインリストページ右上にある「ドメイン追加」ボタンをクリックすると、ドメイン名入力ボックスが開くので、ドメイン名入力ボックスに取得済みのドメインを入力して「保存」ボタンをクリックします
ConoHaのDNSページでドメイン設定解説の画像
追加されたドメイン名をクリックしてDNSレコード[※]欄を開き、右にある「編集」ボタン(鉛筆マーク)をクリックします
DNSレコード編集モードになるのでDNSレコード左下の「追加」ボタン(+マーク)をクリックして、下記の例を参考に、制御タイプ、名称(ホスト名)、TTL[※]、値を記述してください
サブドメイン[※]を作成したい場合は、サブドメインにしたいホスト名をDNSレコードに記述してください
(下記は例としてwwwを作成する場合)
ConoHaのDNSページでレコード設定解説の画像
Aレコードの設定方法解説の画像
DNSレコード入力後「保存」ボタンをクリックすると保存されます。以上でDNSレコードの設定は完了です。
AAAAレコードクアッドエーレコード
IPv6に対応したグローバルIPアドレスにホスト名を対応させる為の記述。制御タイプはAAAA。名前の由来は、対応しているIPアドレスの長さがAレコード(IPv4に対応)の32ビットに比べ、AAAAレコード(IPv6に対応)は128ビットと4倍(クアッド)となっているため。
Aレコードエーレコード
IPv4に対応したグローバルIPアドレスにホスト名を対応させる為の記述。制御タイプはA。名前の由来はAddressアドレスの頭文字。
CNAMEレコードシーネームレコード
サブドメインをメインドメインに関連付ける為に記述。制御タイプはCNAME。名前の由来は、別名を正規名(Canonical Nameカノニカル ネーム)に関連付けさせるため。
DNSレコードディーエヌエスレコード
DNS(Domain Name Systemドメイン ネーム システム)サーバが処理に使用する為の記述。全体ではなくそれぞれの行。
サブドメイン
ドメインの前に「ホスト名」+「.」を接続したドメインで、ドメインを取得すると複数作成できる。(例:hostname.vtuber-ch.com)
Time To Liveタイム トゥ ライブ (TTLティーティーエル)
DNSレコードをキャッシュに保持可能な時間(有効時間)で、秒で記述する。

2. DNSサーバー設定方法

バリュードメインの「ログイン」ボタンからログインしてコントロールページに移動します
バリュードメインログインボタンの画像
コントロールページ、左メニューの「ドメイン」ボタンをクリックしてドメインページに移動します
バリュードメインDNS設定ページリンクの画像
「DNSレコード/URL転送の設定」リンクの上にある「ネームサーバーの設定」リンクをクリックしてネームサーバーの設定ページに移動します
ネームサーバーの設定ページのドメイン一覧から、設定したいドメインをクリックしてネームサーバー変更ページに移動します
ネームサーバー変更ページの、「ネームサーバー 1」~「ネームサーバー 3」に下記のConoHaDNSサーバーアドレスを入力します
バリュードメインのDNSページでConoHaDNS設定解説の画像
DNSサーバーアドレスを入力後「保存する」ボタンをクリックして完了です
「ns-a1.conoha.io」「ns-a2.conoha.io」「ns-a3.conoha.io」は、「ConoHa VPS Ver.2.0」のConoHaDNSサーバーアドレスです。バージョンがかわるとDNSサーバーアドレスも変わります。

まとめ

 今回は、バリュードメインでドメインを取得して「ConoHaのDNSサーバー」を使って設定しましたが、DNSサーバーを提供しているサービスならどこでも設定できるので「バリュードメインのDNSサーバー」を使って設定をすることも可能です。(バリュードメインでのドメイン設定方法はコチラ)
 管理人は「ConoHaのコントロールパネル」のほうがサーバーの管理と一緒にできて便利なので、ConoHaのDNSサーバーを使用しています。